U23代表の安楽「トップチームに呼ばれる活躍を

[ 2016年10月25日 05:30 ]

U-23大会での健闘を誓う(左から)安楽、三好、斎藤監督、丸子
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 23歳以下の国際大会「第1回WBSC U―23ワールドカップ」が28日からメキシコで開催される。プロ・アマ混成で編成された侍ジャパンU―23代表は24日、千葉県内で合宿を打ち上げ、25日にメキシコへ出発する。楽天・安楽は「トップチームで名前を挙げてもらえるような活躍をしたい。その第一歩だと思う」と今大会を飛躍のきっかけにする意向だ。

 プロ2年目の今季は後半戦から先発定着し8月以降は3勝、防御率2・64。「直球が僕の中で課題であり、自信でもある。磨き上げたいと思って、ずっとやってきている」。昨季一度も計測できなかった150キロ超の直球も復活し、自慢の武器で世界に立ち向かう。

 今回は野球が正式種目となる東京五輪で中心となる世代の有望選手が選出された。安楽は13年に台湾で開催された18Uワールドカップには楽天・松井裕、西武・森らと出場し、ベストナインに相当する「オールスターチーム」にも選ばれた経験を持つ。しかし、決勝で米国に惜敗した。U―23代表では18番を背負う。「結果にこだわりたい。手ぶらで帰ってこないようにしたい」。世界一を手土産に大きくなって帰ってくる。(徳原 麗奈)

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2016年10月25日のニュース