桜美林大・佐々木千 高校時代“戦友”の誠也と対戦熱望

[ 2016年10月25日 06:56 ]

指名挨拶に訪れたロッテスカウトから手渡された1位指名交渉権と伊東監督のサインボールを手にする桜美林大・佐々木千。後方は創立者・清水安三像
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 ロッテからドラフト1位指名された桜美林大・佐々木千が「神ってる」友人との対戦を熱望した。都日野時代に二松学舎大付の同学年に広島・鈴木がいた。2人とも高校2年秋に東京都選抜として米国遠征に行ったという。「高校で一緒に野球をやらせてもらった。今も“一緒にやろう”って話している」と明かした。鈴木は今季大ブレークし、日本シリーズで日本ハムに2連勝。佐々木千は「日本シリーズは見ている。早く勝負したい」と心を躍らせた。

 同世代新人には、同じ「5球団競合」でソフトバンクが交渉権を獲得した創価大・田中ら、ライバルは多い。「同じ新人には負けたくない。目標は新人王」と世代No・1宣言だ。

 23日の首都大学リーグ初優勝から一夜明け、林信平球団本部長らから指名あいさつを受けた。伊東監督の「優勝目指して頑張ろう」というメッセージ入り色紙やドラフトの当たりクジを手渡した林球団本部長は「格好いい。人気が出るのはいいこと」と早くも佐々木千にべたぼれ。イケメン右腕は「指名されたという実感が湧いた。早くロッテの一員になりたい」と誓った。 (渡辺 剛太)

 ▽11年の東京都高校選抜のロサンゼルス遠征 20選手が選抜され、11年12月23日から31日まで遠征して地元の高校生と親善試合を行った。なお、佐々木千は内野手、鈴木は投手で選ばれている。ほかに日本ハム・石川亮(帝京)や楽天からドラフト2位指名された池田(創価)も名を連ね、監督は日大三・小倉全由監督が務めた。

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2016年10月25日のニュース