長谷川滋利氏オリックスのシニアアドバイザーに 助っ人獲り助言

[ 2016年10月25日 05:30 ]

長谷川滋利氏
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 オリックスは24日、同日付で人事異動及び機構改革を発表した。最下位転落などチーム低迷の責任をとり瀬戸山隆三球団本部長(63)と加藤康幸編成部長(50)の球団2トップが事実上の解任に近い形で職責を外れた。瀬戸山氏は執行役員、加藤氏は球団本部付に変更となる。

 両者の後任には、かつて編成部長などを歴任した長村裕之氏(57)が就任し兼務する。3年ぶりの球団本部復帰に「1、2軍、フロントと風通しよく一つの方向を向いてやっていきたい」と抱負を口にした。国内FA権を取得し権利行使が注目される糸井との交渉も引き継ぐ方針で「誠意を持って話を進めている。残ってもらうことを前提に条件を示している、と聞いている」とした。

 11月1日付で球団OBで大リーグのエンゼルスなどで活躍した長谷川滋利氏(48、写真)がシニアアドバイザーに就任することも発表。外国人補強の助言などを得ることが目的で、長谷川氏は「いい選手を獲得することと以降のケアも必要。両方でサポートしていきたい」と意気込みを語った。27日から秋季練習を視察し秋季キャンプも訪問予定。助っ人補強以外の手腕も見込まれ、長村氏の右腕的存在となりそうだ。

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2016年10月25日のニュース