大谷 9回代打も空振り三振 60年ぶり投手代打

[ 2016年10月24日 05:30 ]

SMBC日本シリーズ2016第2戦 ( 2016年10月23日    マツダ )

<広・日>9回1死一、二塁、中崎は代打・大谷を空振り三振に打ち取る。捕手・石原
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 第1戦で先発して敗戦投手となった日本ハム・大谷は、バットで雪辱を果たせなかった。

 1―5の9回1死一、二塁。代打で登場すると敵地ながら大歓声を浴びたが、守護神・中崎の142キロ内角直球に空振り三振を喫した。「(前の打者が)単打でつないでいたのでもう一度、上位につなぐ気持ちだった。代打なので1球で仕留めたかった」。しかし2球で追い込まれ、最後は厳しいコースを捉えられなかった。

 登板翌日の打者出場はCSを含め今季3度目。これまで原則、登板翌日は休養に充てたが、短期決戦ではそれも解禁している。24日は広島から札幌へ移動する。25日に本拠地・札幌ドームで迎える第3戦はDHでの出場が濃厚だ。大谷は「場所は替わるし、雰囲気も変わるので、しっかり(白星を)取れるように頑張りたい」と力を込めた。 (柳原 直之)

 ≪60年ぶり投手代打≫第1戦に登板した大谷(日)が代打出場。同一シリーズで投手として登板し、代打で出場は
年  戦 選手名(所属)結果
50(1)真 田(松竹)右安
  (2)真 田(松竹)三振
  (4)野村武(毎日)二併
51(4)藤 本(巨) 左飛
54(4)大 島(中) 右飛
56(3)川 崎(西鉄)三振
16(2)大 谷(日) 三振
 大谷が60年ぶり6人目(7度目)。50年真田以来2人目の代打安打とはならなかった。

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2016年10月24日のニュース