明大・柳 4球団スカウトの前で反省4回途中4失点「最初で最後に」

[ 2016年10月19日 05:30 ]

東京六大学野球第6週最終日 ( 2016年10月18日    神宮 )

<明大・早大>スカウト陣の前で力投する明大先発の柳
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 3回戦1試合が行われ、早大が明大を下して2勝1敗とし、勝ち点を3に伸ばして優勝に望みをつないだ。2点を追う4回に、20日のドラフトで1位候補に挙がる明大のエース柳裕也投手(4年)を攻め立てるなど粘り強い打撃で競り勝った。

 20日のドラフトで1位指名が濃厚な明大のエース柳がよもやの乱調。4回途中4失点で降板した。ドラフト前最後の登板とあって4球団のスカウトがチェックする中で制球に苦しみ「力が足りなかった。こんな投球は最初で最後にしたい」と反省した。運命の日に向けては「今までやってきたことを評価してもらえたら。楽しみ、不安半々です」と率直な心境を明かした右腕。優勝争いでは依然優位に立っており「(次節)立大戦には全員で臨みたい」と力を込めた。

 ≪明大勝ち点落とし4校にVの可能性≫早大が明大から勝ち点を挙げて、勝ち点3の明大、慶大、早大、立大の4校に優勝の可能性が残った。7勝2敗の首位・明大は22日からの立大戦で勝ち点を挙げれば2季連続となる優勝。立大が2勝1敗なら29日からの最終週、早慶戦で勝ち点を挙げたチームが優勝する。立大が明大に連勝すれば、早慶戦の結果待ちとなる。

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2016年10月19日のニュース