「カブスはサインを盗んでいる」ドジャース捕手、地元紙に“疑惑告白”

[ 2016年10月18日 10:13 ]

<ナ・リーグ優勝決定シリーズ第2戦>ドジャースは勝利後にジャンセン(左)とグランダルがタッチを交わす (AP)
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 ドジャースのヤズマニ・グランダル捕手(27)はカブスの選手が捕手のサインを盗んでいると明かしている。16日の地元紙ロサンゼルス・タイムズ(電子版)がそのインタビュー記事を掲載した。

 15日に行われたナ・リーグ優勝決定シリーズ第1戦。カブスは8回にゾブリストが二塁打で出塁すると、ドジャースバッテリーは続くラッセルに対してスライダーを6球連投。結果は三ゴロだった。この場面をグランダルはこう振り返る。

 「ラッセルのスイングはスライダーに合っていなかったね。ストレート狙いに見えたよ。(二塁走者の)ゾブリストにサインを盗まれていたことを知っていたから、サインを変えたんだ」。

 つまり、サインを盗んだゾブリストはラッセルにストレートが来ると伝達。それに気づいたグランダルは普段とは違うサインで相手をうまく欺いたという訳だ。さらに、次のように付け加えている。

 「二塁に走者がいると、サインを盗まれているのではないかと神経質になるもの。だれがサインを盗んでいるかは頭に入っているから、サインのパターンを4つか5つ用意しておく。それはプレーオフで勝ち抜くために必要なこと」。

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2016年10月18日のニュース