日本ハム、4年ぶり日本S!9回DHから大谷が登板!最速更新165キロ!プロ初セーブ

[ 2016年10月16日 17:13 ]

パ・リーグCSファイナルS第5戦 ( 2016年10月16日    札幌D )

<日・ソ5>9回1死、吉村への投球で日本最速となる165キロを計測する大谷
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 パ・リーグのクライマックスシリーズ(CS)ファイナルステージ第5戦が16日、札幌ドームで行われ、3勝2敗(1勝のアドバンテージを含む)の日本ハムがソフトバンクに7―4で逆転勝利し、4年ぶり7度目の日本シリーズ進出を決めた。9回には3番DH出場の大谷が“サプライズ登板”。自己最速を更新する165キロの直球を投げるなど無失点で抑えてプロ初セーブを挙げた。

 日本ハムはルーキー加藤が先発したが、自身のエラーが絡んで1死満塁のピンチを招き、長谷川の遊ゴロの間に先制点を許し、続く松田に3ランを浴びて4失点。初回でマウンドを降りた。

 いきなり4点ビハインドとなったが、打線が奮起。2回に中田のソロで反撃のノロシを上げると、3回に杉谷の中前適時打で2点差とした。

 4回には栗山監督の采配がスバッとはまる。1死一、二塁で陽岱鋼が四球を選び満塁の好機。大野の場面で岡が代打出場。岡が起用に応えフェンス直撃の2点適時打。同点に追いついた。相手投手が東浜から森に代わった直後、1ボール1ストライクから中島がスクイズ。三塁走者の陽岱鋼が好走し生還、一気に勝ち越した。

 試合をひっくり返した日本ハムは5回に大谷が1死から内野安打で出塁。中田のこの日3安打目となる左二塁打で好機を広げると、近藤が適時二塁打を放ち2点を追加。リードを広げた。

 2回からマウンドに上がったバースが力投。4回を投げ2安打無失点とソフトバンクに追加点を許さず、傾いた流れを引き戻した。

 バースの後を託された谷元、宮西も好投しリードを守り抜いた。そして、9回には3番DH出場の大谷が“サプライズ登板”。自己最速を更新する165キロの直球を投げるなど無失点で抑えて日本シリーズ進出へ導いた。

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