カブス109年ぶり!バエスが歴史的なホームスチール決める

[ 2016年10月16日 14:08 ]

ナ・リーグ優勝決定シリーズ第1戦 ( 2016年10月15日    シカゴ )

<ナ・リーグ優勝決定シリーズ第1戦>2回に本盗を決めるカブスのバエス (AP)
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 15日(日本時間16日)に行われたナ・リーグ優勝決定シリーズ第1戦でカブスのハビアー・バエス内野手(23)が見事な脚力を披露した。

 それは2回のことだった。1死三塁の場面で左打席には投手のレスター。ドジャースの先発・前田の投球に対してバントの構えを見せたが、ボールがミットへと収まる前にバットを引いた。ここで、三走・バエスのリードが大きいことを見逃さなかった捕手・ルイーズは三塁へけん制球。しかし、ルイーズの手からボールが離れた瞬間、バエスは本塁へ向かって全力疾走。三塁・ターナーは素早く返球したが、ルイーズのタッチよりも一瞬早くバエスの足がホームプレートを触れた。

 プレーオフでのホームスチールは6年ぶりで、これが史上20個目。前回は2010年のア・リーグ優勝決定シリーズ第2戦でレンジャーズのエルビス・アンドルスが記録した。カブスの選手に限って記録を見ると、なんと109年ぶり。1907年のワールドシリーズ第4戦でジミー・スラングルが記録して以来だという。

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