マエケン 4回3失点で勝ち負けつかず チームはカブスに先勝許す

[ 2016年10月16日 12:48 ]

ナ・リーグ優勝決定シリーズ第1戦 ( 2016年10月15日    シカゴ )

<ナ・リーグ優勝決定シリーズ第1戦>ドジャースは4回、前田を中心にナインがマウンドへと集まる (AP)
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 ドジャースの前田健太投手(28)は15日(日本時間16日)にシカゴで行われたナ・リーグ優勝決定シリーズ(7回戦制)の第1戦に先発。4回4安打3失点で降板し、勝ち負けはつかなかった。チームは4―8で敗れ、カブスが同シリーズを先勝した。

 前田は初回にいきなり1失点。先頭のファウラーに中前打を許すと、続くブライアントにはスライダーを強振され、左越え適時二塁打を浴びた。2回も波に乗れず2失点。先頭ヘイワードの三塁打でピンチを迎えると、バエスは中前にポトリと落ちる適時打。前田の暴投でバエスは三塁へ進塁すると、捕手・ルイーズのけん制球の隙をついて、ホームスチールを成功させた。

 3回、4回は無失点。0―3とリードを許すドジャースは5回、投手の打席で代打・イーシアを起用。前田は球数66球で降板となった。この代打策は的中。イーシアはカブスの先発・レスターから左中間へのソロ本塁打を放ち2点差に。さらにドジャースは8回、2死満塁の好機を迎えると、ゴンザレスの中前2点適時打が飛び出し、3―3の同点。これで、前田の黒星は消えた。

 しかし、その裏に4番手・ブラントンがカブス打線につかまった。モンテロに満塁弾を浴びると、続くファウラーにもソロ本塁打を許して一挙5失点。ドジャース打線は9回にトールズの適時打で1点を返したが、反撃もそこまでだった。

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