DeNA井納 CSファーストS第1戦先発急浮上 石田と同じ調整

[ 2016年10月7日 05:30 ]

第1戦先発の可能性が出てきた井納はキャッチボールで調整
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 DeNAは、8日に巨人と対戦するCSファーストS(東京ドーム)第1戦で井納が先発を任される可能性が6日、急浮上した。

 横浜スタジアムで初戦先発の最有力候補とみられていた石田とともに、キャッチボールやランニングなど、登板2日前としては全て同じメニューでこなす異例の調整を行った。

 調整登板した3日の東京ガスとの練習試合(横浜)では、先発して3回4安打1失点。初回に失点したが、2回以降は内野安打1本に封じ、ラミレス監督は「(井納は)良かったと思う」と評価していた。今季の指揮官は、データを重視した選手起用を行ってきた。2年目左腕・石田の対巨人防御率は4・15。一方の井納は2・96と相性がいい。さらに敵地・東京ドームに限定すると石田の同5・79に対し、井納は同1・72と顕著になる。

 石田にも初戦先発の可能性が残るが、井納は3月25日の広島との開幕戦(マツダ)では右足首の負傷で登板回避した山口の代役を務め、7回3安打無失点で勝利投手となった。そんな大舞台での強さも高く評価されている。

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2016年10月7日のニュース