アストロズ 選手の不適切なツイートを謝罪 女性解説者を批判

[ 2016年10月6日 14:48 ]

ジェシカ・メンドーサ氏 (AP)

 アストロズは6日、傘下マイナーに所属する選手が不適切な内容のツイートを投稿したことについて謝罪した。

 この選手は5日に行われたナ・リーグのワイルドカードゲーム、メッツ―ジャイアンツ戦のテレビ解説をしていたジェシカ・メンドーサ氏(35)に対して矛先を向け、試合中に自身のツイッターで「女が野球を語る必要なんかない」とつぶやいた。

 選手は周囲の指摘を受け、投稿の5分後にはこれを削除。しかし、アストロズ球団は見逃さず、すぐに以下の声明を発表した。「我々はこのようなツイートを容認していない。この選手とはすでに連絡をとり、自分の投稿した内容が不適切で無神経なものであることを認め、謝罪もしている。我々もまた、素晴しい解説をされているメンドーサ氏に謝罪したい」。

 メンドーサ氏は米国女子ソフトボール代表の外野手としてアテネ五輪で金メダル、北京五輪では銀メダルを獲得。引退後はスポーツ専門局ESPNでカレッジ・ワールドシリーズなどの解説を行い、今季はメジャーリーグの試合を日曜の夜に全米中継する「サンデーナイト・ベースボール」を担当している。

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2016年10月6日のニュース