上原、地区V決定後にまさかのサヨナラ負け「まあ、そういうのもあり」

[ 2016年9月29日 13:17 ]

シャンパンファイトを楽しむ上原(AP)

ア・リーグ レッドソックス3―5ヤンキース

(9月28日 ニューヨーク)
 レッドソックスは28日(日本時間29日)、試合には敗れたが2013年以来8度目の地区優勝を果たした。8回に登板し無失点に抑えた上原浩治投手(41)は「まあ、そういうのもありでいいんじゃないですか」と素直に優勝を喜んだ。

 上原から3点のリードを託されて9回のマウンドに上がった守護神・キンブレルは、三連続四球を与えるなど1アウトも取れずまさかの降板。結局、5番手ケリーがテシェイラに満塁弾を浴び3―5でサヨナラ負けを喫した。

 それでも上原にとっては3年ぶりのシャンパンファイト。「特別な思いは特にないですけど、パピ(オルティス)が最後(今季限りで現役引退)というのがあるので、それはみんなが思っていることだと思うので勝ってよかったです」とチームメイトを気遣った。「(シーズンは)あと4試合くらいですか。休ませてもらいます」と笑いながらもこの先の戦い向けて闘志を燃やした。

 一方、 出番のなかった田沢純一投手(30)「今日は負けてしまいましたけど、結果的にはこういうシャンパンファイトができてよかったと思います」と素直に優勝を喜んだ。

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