中日 OB宇野氏が入閣へ 落合GMの信頼厚く、チーム再建を手助け

[ 2016年9月29日 07:35 ]

24日、中日―阪神戦の試合前練習を見つめる宇野氏

 中日が来季のコーチングスタッフとして、OBの宇野勝氏(58=野球解説者)の入閣を検討していることが28日、分かった。ポストは2軍監督、打撃コーチなどが候補と見られる。

 宇野氏は1976年ドラフト3位で中日に入団。84年に37本塁打で本塁打王に輝くなど通算338本塁打を放った。92年オフにトレードでロッテに移籍し94年限りで現役引退。04年から08年まで中日の1軍打撃コーチを務め07年の日本一に貢献した。12年に再び1軍打撃コーチに就き13年は2軍打撃兼総合コーチを担った。

 近日中に正式要請する見込みで、落合博満ゼネラルマネジャーからの信頼が厚く、優勝を経験している宇野氏は、4年連続Bクラスと低迷するチームの再建を手助けするには打ってつけの人物といえる。

 ◆宇野 勝(うの・まさる)1958年5月30日生まれ、千葉県出身の58歳。銚子商から76年ドラフト3位で中日入団。3年目の79年からレギュラー定着。84年37本塁打で掛布(神)とタイトルを分け合い、翌85年には遊撃手で史上最多の41本塁打をマーク。93年トレードでロッテ移籍、94年現役引退。通算成績は1802試合で1620安打、338本塁打、936打点の打率・262。右投げ右打ち。

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2016年9月29日のニュース