岩隈 好投も自己最多更新17勝目消えた スタメン青木は4の1

[ 2016年9月27日 13:23 ]

<マリナーズ・アストロズ>マリナーズの先発・岩隈 (AP)

ア・リーグ マリナーズ4―3アストロズ

(9月26日 ヒューストン)
 マリナーズの岩隈久志投手(35)は26日(日本時間27日)のアストロズ戦に先発。6回4安打1失点と好投を見せたが、メジャー自己最多更新となる17勝目を手にすることはできなかった。

 岩隈は初回からスコアボードに「0」を並べたが、2―0とリードした6回に失点。2死一塁の場面でゴンザレスに右翼線への適時二塁打を浴びた。1点差となり、続くアルテューベにも左前打。しかし、青木の好返球でゴンザレスは本塁タッチアウトとなった。

 7回からは2番手・スクリブナーがマウンドに上り、岩隈は球数84球で降板。このまま逃げ切りたかったが、3―1で迎えた9回に守護神ディアスが2失点を喫した。それでも、延長戦では11回にカノの決勝ソロが飛び出し、マリナーズが勝利している。

 青木は「1番・左翼」で先発出場して4打数1安打。7回の第4打席で左翼へ今季22本目の二塁打を放ち、8回の守備から試合を退いた。打率2割7分3厘。

 ▼岩隈の話 先制してもらったので、とにかく慌てずに、どうアウトを取るかということをしっかり考えながら投げた。うまく緩急を使いながら低く投げていくことができた。それが最後のチームの勝ちにつながったのかなと思う。

 ▼青木の話(打撃は)打席を追うごとに自分の形は良くなってきた。(左翼への二塁打は)最後は絶対カーブだと思って張っていた。(6回の好返球は)送球がそれるのを願っての走塁だと思うし、しっかり投げれば確実にアウトになるタイミングだった。

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2016年9月27日のニュース