各球場で黙とう…親友プイグは涙「最高の投手だった」

[ 2016年9月26日 09:33 ]

ドジャースタジアムのダッグアウトに飾られた、マーリンズのフェルナンデス投手の名前が入った背番号16のユニホームを見詰めるキューバ出身のプイグ

 米大リーグ、マーリンズのエース、フェルナンデス投手の突然の訃報がもたらされた25日、多くの大リーガーたちが悲しみに暮れた。各球場では試合前に黙とうがささげられ、ドジャースやメッツの本拠地では同投手の名前が入った背番号16のユニホームがダッグアウトに飾られた。

 同じキューバ出身で、亡命を経て大リーガーとなったドジャースのプイグ外野手は、2013年に新人王を争った。「彼は大親友で、大リーグでも最高の投手だった。チームメートのみんなから愛されていた」と涙を流しながらしのんだ。

 レイズの本拠地ではレッドソックスの主砲オルティス選手の引退セレモニーが予定されていたが、親交のあった本人からの申し出により中止になった。ドミニカ共和国出身で、ラテン系選手の中心的存在でもあるベテランは「野球界にとって悲しいことだ。友よ、安らかに眠ってくれ」と語った。(共同)

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2016年9月26日のニュース