ロッテ福浦　戦友サブローに花束「寂しいのひと言に尽きるね」

＜ロ・オ＞引退セレモニーで福浦から花束を渡され涙ぐむサブロー

パ・リーグ ロッテ０―２オリックス

（9月25日 ＱＶＣマリン）
　引退セレモニーで花束を贈呈したロッテ・福浦は「寂しいのひと言に尽きるね。２２年間本当にありがとうだね」と戦友との別れを惜しんだ。

　プロ入りはサブローより１年先輩だが、自主トレを共にし、万年Ｂクラスのチームを０５年、１０年の２度、一緒に日本一に導いた。サブローにとっても特別な存在。引退試合を迎え、「弱い時に一緒に頑張って日本一になった仲間のことを考えていた」という。サブローの気持ちは岡田選手会長や鈴木主将らこの日涙で見送った後輩たちが受け継いだ。

　▼ロッテ・伊東監督　花道を用意してもらって幸せ者だね。

　▼ボビー・バレンタイン氏（元ロッテ監督）僕のマリーンズ監督就任１年目のドラフト１位がサブロー選手でした。（０５年の）優勝は最高のメモリーです。

　▼ベニー・アグバヤニ氏（０４～０９年にロッテでプレー）君と過ごした千葉でのいい思い出がいっぱいです。本当にお疲れさまでした。

　▼日本ハム・黒木投手コーチ　ロッテの同期入団で彼が高卒だった頃からの付き合いで、印象的なのは「オッサンが投げるとき、俺、必ず打つから」といつも言ってくれた。何年やるのかなと思っていたが、体も大きく強くなって一番長くやった。

　▼阪神・西岡　一番厳しく接してもらった先輩だと思う。今季、僕が大きなケガをしたとき「ボロボロになるまで野球を続けろ」と言ってくださいました。

　▼ＪＲＡ騎手・福永祐一　１０年以上前、競馬雑誌で対談してからの付き合いですが、あなたの持つ優しさにひかれました。また近いうちに２人で一杯やりましょう。