三浦引退を惜しむ 筒香「苦しんでいた時に…」山口「胴上げできるように」

[ 2016年9月20日 21:22 ]

引退を表明し、会見する三浦

 42歳でプロ野球最年長選手のDeNAの三浦大輔投手が今季限りでの現役引退を表明した20日、チームメートや同世代の選手から功績をたたえる声が相次いだ。

 DeNAは試合がなく、ラミレス監督は「プロとしての姿が選手たちの模範になった」と談話を発表して存在の大きさを語った。主将で4番の筒香嘉智外野手は「尊敬する先輩であり、偉大な野球選手。僕が打てなくて苦しんでいた時には、投手目線でアドバイスを頂いた」と感謝した。

 プロ野球最年長野手で12月に42歳となるロッテの井口資仁内野手は「同じ年代が去っていくのは寂しい。一層頑張らないといけないと思う」と試合が雨天中止となった千葉市のQVCマリンフィールドで話した。

 DeNAの中畑清前監督は2012年に挙げた監督初勝利が三浦投手の白星だった。「ご苦労さん。ベイスターズの精神的な支柱としてよく頑張ってくれた」とねぎらった。

 DeNAは初のクライマックスシリーズ進出を決めており、1998年以来の日本シリーズを目指して戦いが続く。選手会長の山口俊投手は「日本シリーズで勝つチャンスもある。みんなで三浦さんを胴上げできるように頑張る」と誓った。

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2016年9月20日のニュース