ダルビッシュ　自己最多タイ７失点で降板　苦手ア軍に打ち込まれる

＜レンジャーズ・アスレチックス＞レンジャーズの先発・ダルビッシュ　（ＡＰ）

ア・リーグ レンジャーズ―アスレチックス

（9月17日 アーリントン）
　レンジャーズのダルビッシュ有投手（３０）が１７日（日本時間１８日）のアスレチックス戦に先発。６勝目を懸けてのマウンドだったが、５回を投げてメジャー自己ワーストに並ぶ７失点と打ち込まれた。

　ダルビッシュは当初、１４日のアストロズ戦での先発を予定していたが、チームはプレーオフを見据え、登板日を急きょ変更。中７日で通算２勝８敗と過去対戦成績の良くないアスレチックスと相対することになった。

　立ち上がりが注目されたが、先頭のウェンデルにいきなり右越えソロを浴び、初回に失点。続く２回は制球に苦しみ、３連続四球で無死満塁のピンチを迎えると、マクスウェルへ中前２点適時打、さらにウェンデルには左犠飛を許し、早くも４失点を喫した。

　３回も２本の安打で得点圏に走者を抱える苦しい投球。無失点で切り抜けたが、ブロケール投手コーチがマウンドに向かう場面もあった。４回は３者凡退。しかし、５回は２死から安打と四球で再び得点圏に走者を抱えると、セミエンに右越え３ランを浴びた。

　この日のダルビッシュは５回７安打７失点。味方打線もここまで無得点で８月２９日のマリナーズ戦以来となる白星を手にすることができなかった。