虎党緊急アンケート 「超変革」金本監督1年目をどう評価?

[ 2016年9月18日 08:30 ]

<神・D>盛り上がるDeNAファン(左上)とは対照的に、足早に引き揚げる阪神ファン

セ・リーグ 阪神3―6DeNA

(9月17日 甲子園)
 スポニチは、甲子園球場で4年ぶりBクラスが確定した一戦を見た虎党に緊急アンケート。「超変革」1年目を採点してもらった。

 大阪府在住の会社員、前田政治さん(56)は「今まで阪神は若手が育たなかったのに、金本監督になって、なんとかしようという姿勢が見えた。今までと全然違う。こういうのが見たかった」と若手の積極起用を評価。兵庫県の会社員、木村和生さん(26)も「勝てなかったけど、我慢の年だと思ってた。若手がたくさん出てきて、ファンとしてはすごく楽しめました」と悲壮感はなかった。

 広島から応援に駆けつけた学生の井内美沙さん(20)は「監督が変わって、若手がいっぱい見られたのでよかった。結果は出たり出なかったりだったけど、今年の経験は来年に絶対つながる。負けた試合でも、今年は楽しかったです」と同調した。

 厳しい声もあった。石川県の会社員、本多隼人さん(33)は「今年は勝敗と選手起用が一致せず、中堅選手が目立たなかった。それは、何年も前からのドラフトや編成に問題がある。監督を代えるだけではなくて、その辺りも変えていかないといけないのではないか」と球団のシステムに苦言。愛知県の会社員、藤井健太郎さん(37)は「若手を使って、個人として伸びたと思うけど、これだけ勝てないのは応援していて楽しくない」とやはり勝敗には不満だった。滋賀県在住の会社員、嶋村翔さん(20)は「もうちょっと走ってほしかった。広島がそれで優勝した。盗塁やエンドランをもっと仕掛けていってほしい」と課題を突きつけ、大阪府の学生、刑部百香さん(18)も「走れる選手がいなかった」と機動力向上を期待していた。

 ファンの反応はさまざまだったが、共通していたのは「2、3年後には優勝してほしい」という願い。すべての意見は期待の裏返しでもあった。

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2016年9月18日のニュース