ソフトB 失速3連敗…ここ6戦1勝5敗 千賀背信5回5失点

[ 2016年9月10日 21:07 ]

<ソ・西>5回2死二塁、栗山に適時打を浴びて5点目を失い肩を落とす千賀

パ・リーグ ソフトバンク2―7西武

(9月10日 ヤフオクD)
 最高勝率を誇る右腕でも連敗を止められなかった。ソフトバンクの千賀滉大投手(23)が5回5失点と打ち込まれ2敗目(12勝)。チームは3連敗となった。首位・日本ハムが楽天に勝ったため、ゲーム差は1.5に開いた。ソフトバンクはここ6試合で1勝5敗の不振と、パ・リーグ3連覇へ苦しい戦いが続く。

 前回登板まで12勝1敗で勝率1位の.923を誇った千賀が崩れた。初回から失点を重ね、無失点に抑えたのは3者連続三振を奪った3回のみ。打線が1点差とした4回には1死から連続四球でピンチを招くと、9番・炭谷に左中間を破る2点二塁打を浴びるなど、9奪三振も5回を7安打5失点で2敗目(12勝)を喫した。

 打線も昨季限りで戦力外となった元同僚ウルフの前に6回まで2点のみ。3連敗のソフトバンクはここ6戦1勝5敗の不振で、負け数も首位・日本ハムより1つ多い49敗目となった。残り15試合。昨季、トリプルスリーを達成した柳田を右手薬指の骨折で欠く中、正念場を迎えた。

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