マエケン 7回途中1失点で14勝目!球団新人最多勝利に並ぶ

[ 2016年9月6日 12:24 ]

<ドジャース・ダイヤモンドバックス>ドジャースの先発・前田 (AP)

ナ・リーグ ドジャース10―2ダイヤモンドバックス

(9月5日 ロサンゼルス)
 ドジャースの前田健太投手(28)が5日(日本時間6日)のダイヤモンドバックス戦に先発。6回1/3を投げて3安打1失点と好投して14勝目(8敗)を手にした。2002年の石井一久、13年の柳賢振(リュヒョンジン)がもつ球団新人最多勝利記録に並んだ。

 前田はダイヤモンドバックス戦にこれまで4試合に先発して1勝1敗、防御率3・68。この日は昨季までドジャースに在籍していた好投手グリンキーとの対戦となった。

 初回は先頭打者のセグラにいきなり左前打を許したが、その後は2者連続三振。主砲のゴールドシュミットも二ゴロで無失点スタートを切ると、2回以降は三者凡退が続く快投を披露した。

 味方打線はサイ・ヤング賞右腕のグリンキーから5本の本塁打で8得点。4回にゴンザレスの2ランで先制すると、続く5回にはペダーソン、シーガー、ターナー、さらにグランダルと計4発が飛び出した。

 好調な前田は2回から6回まで5イニング連続で三者凡退。7回はこの試合初めてのピンチを迎え、オーイングスの右前打とゴールシュミットの四球で1死一、二塁。この場面でラムに右前適時打を浴び、ここで降板となった。球数は102球。

 試合はナ・リーグ西地区首位のドジャースが10―2で勝利。3日のパドレス戦から続く連勝を3に伸ばした。さらに、同地区2位のジャイアンツが同日に敗れたため、ゲーム差を4・0に広げた。

 ▼前田の話 良い投球だった。ストレートをいい感覚で投げることができた。相手がグリンキーなので早い回から点を与えたくなかった。1回を抑えられたのが大きい。(7回に)回の途中で降りたのは課題。

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2016年9月6日のニュース