Ｕ１８侍Ｊ納　ＭＶＰ打「打順を下げられてやってやろう、と」

＜日本・台湾＞６回、先制打を放ちガッツポーズの納（中央）

第１８回Ｕ―１８アジア野球選手権決勝 日本１―０台湾

（9月4日 台中インターコンチネンタル）
　Ｕ―１８侍ジャパンの納（おさめ）が値千金の一打を放ち、最優秀選手に選ばれた。

　５回まで打線は下手投げ右腕に苦しめられたが、６回２死一、三塁から均衡を破る決勝の右前適時打。日本ベンチに向かって右拳を突き上げた。開幕から４試合は１番を務めながら、３日の韓国戦から８番になった。大一番の殊勲打に「ここ何試合か足を引っ張っていたので貢献しようと思って打った。打順を下げられてやってやろう、という反骨心もあった」と胸を張った。

　▼寺島（２試合に先発し、計１２回で無安打２５奪三振）チームに勢いをつけられてよかった。優勝を目標にしてきたので本当によかった。

　▼小池主将　あまり試合に出られなかったけど、一塁コーチャーとして支えられた。全員で勝ち取った優勝だと思う。