4番・九鬼が先制弾「あの一本でチーム全体を勢いづけられた」

[ 2016年9月2日 22:12 ]

中国戦の4回、九鬼が左越えに先制ソロ本塁打を放つ
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U―18アジア野球選手権第4日 日本8―0中国

(9月2日 台中野球場)
 4番の一振りが日本に待望の先制点と元気をもたらした。4回だ。先頭の九鬼(秀岳館)が中国の先発左腕サン・ヤンの甘く入った速球をとらえる。快音を残した打球はライナーで左翼ポール際に飛び込んだ。

 3回まで1安打に抑えられていた左腕からの一発。九鬼は「ここまでなかなか打ててなかったのでようやく一本出てよかった。あの一本でチーム全体を勢いづけられたと思います」と胸を張った。

 「元気も持ち味の一つ」という主砲の一打で先制した日本はこの回さらに1死満塁と攻め、9番・佐藤(中京大中京)のスクイズで追加点。これで主導権を握り、5回には1死満塁から林中(敦賀気比)が左中間へ走者一掃の三塁打で3点。7、8回にも追加点を奪った。

 投打がかみ合っての快勝。小枝守監督は「大技、小技がきょうはできた。もうラスト2なので、精一杯全力で総力戦でいきたい」と表情を引き締めていた。

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