寺島 ノーヒットのまま7回降板も納得「良かったと思います」

[ 2016年9月2日 22:00 ]

中国戦に先発した寺島

U―18アジア野球選手権第4日 日本8―0中国

(9月2日 台中野球場)
 フルカウントから外角低めに投じた速球はボールの判定。7回先頭のワン・ズーチーに四球を与え、完全試合の夢が途切れた日本の先発・寺島(履正社)は少しだけ悔しそうな表情を浮かべた。

 それでも続くフェイ・シュを捕邪飛、ヤン・ジンをこの試合13個目となる三振に仕留め、7回を無安打の快投。「どうしても早川(木更津総合)を投げさせたかったのでランナーを一人出したら打ち切りと決めていた」という小枝監督の意向で、ノーヒットノーランのチャンスを残したまま降板となった左腕だが「フォアボールは少し悔しかったけど、それ以外は良かったと思います」と納得の表情だ。

 その早川も2回を4奪三振で無安打無失点と好投。左腕2人で“ノーヒットノーランリレー”を達成し、日本は1次ラウンド初戦から続く無失点を4試合に伸ばした。

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