ロッテ41歳井口 5号3ランで通算1000打点到達「悔いなく」

[ 2016年9月2日 05:30 ]

<ロ・オ>通算1000打点を達成した井口(左)と今季初勝利のチェンは笑顔

パ・リーグ ロッテ6―4オリックス

(9月1日 QVCマリン)
 ロッテ・井口が、豪快なアーチでメモリアルの数字に到達した。3回1死一、二塁で左中間に5号3ラン。あと1に迫っていた通算1000打点を達成した。

 史上44人目の大台。「ホームランで決められてよかった。長くやっていれば、これぐらいの数字は、ね」と笑顔で振り返った。

 試合前には40歳のサブローが引退会見。12月で42歳となる井口も「同じ年代の選手が去っていくのは寂しい」と話した。自身は来季も現役続行の見込みだが、「自分も決して(引退は)遠い話じゃない。残りの野球人生を悔いなくやりたい」と力を込めた。この日の一発が、09年から在籍するロッテでの100本目。通算250号にも王手をかけた。「1000打点はまだまだ通過点。250号も今季中に打てるよう頑張る」。大ベテランは意気軒高だった。

 ▼ロッテ・チェン(5回2/3を1失点で今季初勝利)うれしい。(1月に結婚した夫人が観戦し)17日が(夫人の)誕生日なので。疲れ?チェンチェン大丈夫!

 ≪2球団で100本塁打以上は19人目≫井口(ロ)がオリックス戦の3回に山田から3ランを放ち、通算1000打点を達成した。プロ野球44人目。初打点はダイエー(現ソフトバンク)時代の97年5月3日近鉄戦。またロッテで通算100本塁打を達成。ダイエー時代に149本塁打しており、2球団で100本塁打以上は19人目。

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2016年9月2日のニュース