イチロー マルチ安打でメジャー通算3011本 歴代単独27位浮上

[ 2016年8月30日 10:50 ]

メッツ戦の4回、左前打を放つマーリンズのイチロー(AP)

ナ・リーグ マーリンズ―メッツ

(9月5日 ニューヨーク)
 マーリンズのイチロー外野手(42)は29日(日本時間30日)、ニューヨークでのメッツ戦に「6番・右翼」で先発出場。4回に左前打、8回に右中間二塁打を放ってメジャー通算3011安打とし、ウェード・ボッグスを抜いて歴代単独27位に浮上した。

 2試合連続でスタメンに名を連ねたイチローは、2回は無死走者なしで先発・モンテロの前に空振り三振。4回の第2打席では2死から5試合ぶりの安打をとなる左前打を放つと、二塁へ今季10個目の盗塁を決めた。2桁盗塁はオリックス時代から23年連続となった。マーリンズはその後連続四球で2死満塁としたが、投手のフェルナンデスが三ゴロに倒れ、先制の機会を逃した。

 6回は1死走者なしから左翼へ鋭い打球が飛んだが、セスペデスが前進してキャッチ。8回2死ではメッツ4番手リードから右中間を破る二塁打を放つと次打者スクラッグスの左二塁打で先制のホームを踏んだ。

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2016年8月30日のニュース