マエケン 好相性球場でいざ球団新人最多14勝 “打者天国”も2戦2勝

[ 2016年8月30日 05:30 ]

ドジャースの前田(AP)

 ドジャースの前田が、石井一久(現スポニチ本紙評論家)らが持つ球団新人最多の14勝目を懸けて29日(日本時間30日午前9時40分開始)の敵地ロッキーズ戦に先発する。

 クアーズ・フィールドは標高1600メートル地点にあるために打球が飛びやすく、メジャー屈指の打者天国と言われる。ド軍の先輩・野茂も同球場唯一の無安打無得点試合を達成しているが、通算防御率は8.05で、石井(8.00)、黒田(5.83)も苦戦を強いられてきた。しかし、今季の前田は2戦2勝、防御率1.50の好相性を誇る。前田は「飛ぶ球場だからといってスタイルを変えることはない。ミスをしなければ長打は減る」と話しており、自身5連勝中の勢いに乗って一気に球団記録を狙う。 (ロサンゼルス・奥田秀樹通信員)

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