甲子園22度の名将 渋谷監督勇退記念パーティー「支えられた45年」

[ 2016年8月28日 22:45 ]

 今夏限りで勇退した山形商の渋谷良弥監督(69)の勇退記念パーティーが28日、山形県内のホテルで開催された。

 発起人の横浜商大・佐々木正雄監督ら関係者約60人が集まり、45年の指導者生活の労をねぎらった。日大山形で11度、青森山田で8度、春夏合わせて22度の甲子園に導いた名将は「いろいろな人に恵まれ、支えられた45年だった。大した成績も上げられず、45年間やらせてもらった。1000人以上の教え子との出会いがあった。良い生徒に恵まれた。教えることより教えられることの方が多かった」とあいさつした。

 ◆渋谷 良弥(しぶや・よしや)1947年(昭22)2月28日、山形県生まれの69歳。日大山形―日大を経て金指造船でプレー。72年に日大山形の監督に就任し、73年には春夏連続で甲子園出場に導き、春夏ともに山形県勢甲子園初勝利。02年からは青森山田の監督に就任し10年間で春夏合わせて8度の甲子園出場。夏は04年から6年連続出場を果たした。12年8月に山形商の監督に就任。今夏山形大会では3回戦で敗れた。

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2016年8月28日のニュース