「車椅子ソフトボール」日本代表の堀江選手 西武戦で始球式「いい経験」

[ 2016年8月28日 18:41 ]

 西武球団が支援する「車椅子ソフトボール」の日本代表で、「埼玉A.S.ライオンズ」の堀江航選手(37)が、日本ハム戦(西武プリンス)の試合前に始球式を行った。車椅子に乗って、下から投げたボールはノーバウンドで捕手のミットへ。「野球のグラウンドは初めて。広いな、と思ったしホームも遠かったけど、いい経験ができました」と笑顔で話した。

 9月3、4日には「第2回ライオンズカップ車椅子ソフトボール大会」が開催予定。「埼玉A.S.」は昨年の第1回大会で優勝し、堀江さんはMVPに輝いた。障がいのない人も出場可能で、昨年は横浜、オリックスなどでプレーした元総合格闘家の古木克明氏(35)も参加。今年も出場予定だという。「野球をやりたい、という障がい者の方もいると思う。そういう人たちの選択肢が増えれば。みんなに競技を知って欲しい」と堀江さん。将来的にはパラリンピックの正式種目採用も目指している。

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2016年8月28日のニュース