オリ糸井 2盗塁もけん制球直撃にぶ然 最年長盗塁王へ休まん

[ 2016年8月27日 05:30 ]

<楽・オ>3回1死一塁、この日2つ目の盗塁を決める糸井。野手・茂木

パ・リーグ オリックス3―4楽天

(8月26日 コボスタ宮城)
 勝利には結び付かなかったが“盗塁王シフト”は機能した。盗塁数リーグトップを走るオリックス・糸井が6月17日広島戦以来、今季3度目の1番に入り、3安打2盗塁。4打席全てで出塁し、攻撃の形を作った。

 初回、右前打で出塁すると1死後、打者・吉田正の2球目に今季44個目の盗塁に成功。3回にも二盗を決め、5回はけん制死で自身初の1試合3盗塁はならなかったが、45まで数字を伸ばした。福良監督は「(吉田)正尚の状態に問題がなければ」を条件に当面は1番で固定する方針。史上最年長盗塁王をチームとしてアシストする。

 糸井は初回、右腕にけん制球を受けた影響で途中交代。「当たった」と憮然とした表情だった。2位の西武・金子侑はこの日、3盗塁を決めて42盗塁。猛烈な追い上げをかわすためには休んでなどいられない。 (桜井 克也)

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2016年8月27日のニュース