高校日本代表・九鬼 早大・小島討ち3ラン 木製バットで

[ 2016年8月26日 05:30 ]

<U―18日本代表・早大>初回1死一、二塁、九鬼(中央)が左翼へ3ランを放ち、藤嶋(右)の出迎えを受ける

練習試合 U―18日本代表5―4早大

(8月25日 早大)
 第11回U―18(18歳以下)アジア選手権(30日~9月4日、台湾・台中)に出場する高校日本代表が25日、西東京市内で1、2年生主体の早大と練習試合を行い、5―4で勝利を収めた。

 「4番・捕手」で先発出場した秀岳館・九鬼が、早大の2年生左腕で、2年前の高校日本代表だった小島から初回に左越え3ラン。「若干詰まったが、バットに乗った」と高校通算25号に納得顔だ。

 普段の練習から木製バットで打ち込んできただけに「金属より振りやすい」。視察した西武・鈴木葉留彦球団本部長は「タイミングの取り方が上手」と評価した。捕手としても飛び出した走者を2度刺すなど攻守で存在感を発揮した。

 小枝守監督は「木製バットに対応できることを証明した」と今後も4番に据える構え。九鬼は「4番らしくチームバッティングができれば」と力を込めた。 (川島 毅洋)

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2016年8月26日のニュース