作新学院 54年ぶり2度目の頂点!北海下し深紅の優勝旗を手に

[ 2016年8月21日 16:16 ]

<北海・作新学院>54年ぶりの優勝を決めジャンプして喜ぶ作新学院・今井

第98回全国高校野球選手権大会第14日・決勝 作新学院7―1北海

(8月21日 甲子園)
 第98回全国高校野球選手権大会第14日は21日、甲子園球場で決勝が行われ、6年連続15回目出場の作新学院(栃木)が今大会最多37回目出場の北海(南北海道)を下し、1962年の第44回大会以来、54年ぶり2度目の優勝に輝いた。

 作新学院は先発の今井が立ち上がり不安定。2回は2つの四球で2死一、二塁とピンチを招くと、北海の9番・鈴木に先制の左前適時打を許した。

 しかし、3回まで2安打無得点と沈黙していた打線は4回に打者11人を送り込むビッグイニングで逆転。2つの四球と二塁打で無死満塁とすると、7番・篠崎のゴロを北海の一塁・川村が後逸。この間に三走・入江が同点のホームを踏むと、続く鮎ケ瀬、今井、山本の3連打が飛び出し、この回に一挙5得点を奪った。

 北海のエース大西をマウンドから引きずりおろすと、5回と7回にも2番手・多間から追加点。打線の援護を受けた今井は尻上がりに調子を上げ、3回以降は5安打8奪三振無失点と好投を見せ、9回もマウンドへ。最後まで一人でマウンドを守り切り、球数132球の力投で深紅の優勝旗をチームにもたらした。

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