安楽、今季6度目先発で初勝利 金子に投げ勝つ「自信持っていい」

[ 2016年8月19日 21:57 ]

<オ・楽>今季初勝利の先発・安楽は、レフトスタンドのファンに両手を挙げてあいさつ

パ・リーグ 楽天3―0オリックス

(8月19日 京セラD)
 楽天の安楽が7回を4安打無失点に封じ、今季6度目の先発で初勝利。「バックの方々に守っていただいたおかげ。次も続けられるように頑張りたい」と笑みを浮かべた。

 5回以降は毎回、先頭打者を出したが、140キロ台後半の直球を軸にスライダーを効果的に織り交ぜ、オリックス打線にホームを踏ませなかった。

 6回は2死三塁で糸井を空振り三振、7回1死一塁では中島を遊ゴロ併殺に仕留め、ピンチを切り抜け「6、7回と踏ん張れたのが良かった。糸井さんは一塁に歩かせても良いと冷静に投げられたのが一番良かった」と胸を張った。

 相手先発・金子とはこれで今季3度目の投げ合い。過去2戦2敗だっただけに「何とか勝ちたいと思ってマウンドに上がった。勝ててホッとしている」と安楽。球界を代表する右腕に投げ勝ち「自信を持っていい」と語気を強めた。

 9回は守護神・松井裕が締め、チームは完封勝利。安楽は「裕樹さんが3人で抑えると言っていて、そのとおり抑えてくれたので嬉しかった」と19歳らしい笑みを浮かべた。

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