ソフトＢ、天王山初戦制し首位キープ　和田８回零封　ハム５連勝止まる

＜日・ソ＞１回１死、今宮は左越えに先制ソロを放つ

パ・リーグ ソフトバンク３―０日本ハム

（8月19日 札幌Ｄ）
　日本ハムとソフトバンクの首位攻防戦は１９日、札幌ドームで３連戦の初戦が行われ、ソフトバンクが先発・和田の好投と序盤の一発攻勢で試合を優位に進め、３―０で勝って連敗を３で止めた。日本ハムの連勝は５でストップ。

　ソフトバンクは初回、今宮が相手先発・有原の真ん中に入った直球を左翼スタンド中段へ運ぶ先制の９号ソロ。２回には１死から中前打で出塁した松田を一塁に置いて吉村が左越えに５号２ランを放ち、リードを３点に広げた。

　投げては先発した左腕・和田が初回から日本ハムの１、２番を連続で見逃し三振に仕留めるなど最高の立ち上がり。テンポ良く内外角を投げ分ける投球で的を絞らせず、８回を無四球の散発４安打無失点に抑えて１３勝目（４敗）をマークした。

　日本ハムは和田の好投の前に６回まで単打３本で二塁すら踏めず。７回、先頭の大谷が中前打で出塁して二塁盗塁を決めたが後続がなく、９回は守護神・サファテから西川の四球と盗塁で無死二塁としたが、決定打が出なかった。