小久保監督、米国視察開始 上原、田沢、マー君と面談

[ 2016年8月11日 10:21 ]

米国視察を開始した日本代表の小久保監督

 来年3月に開かれる第4回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)に出場する日本代表の小久保監督が10日、米大リーグに所属する日本選手の視察を開始し、レッドソックス―ヤンキースが行われたボストンで上原、田沢(ともにレッドソックス)、田中(ヤンキース)の3投手と個別に面談を行った。

 フェンウェイ・パークでは田中の投球練習や試合を見た。選手に対して大会への参加要請や出場の意思確認はなく、あいさつが目的という。一方で救援、抑え投手を強化ポイントに挙げ「(メジャーの選手は)必要だと思っている」と招集を目指す意向を示した。17日まで米国各地を訪れ、メジャーでプレーする日本選手に会う。11月の東京ドームでの強化試合は国内組のみで臨む方針。

 過去2大会に出場している田中は「シーズン中なので(具体的な)発言は難しいが、来ていただいたことはうれしく思う」と話し、初対面だった田沢は「素晴らしい大会だと思う。楽しく話せた」と訪問に感謝した。(共同)

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2016年8月11日のニュース