広島 失速4連敗 黒田踏ん張れず、打線も満塁で併殺連発

[ 2016年8月6日 21:40 ]

<広・巨>5回1死一、二塁、村田に勝ち越しの中越え適時二塁打を浴び、盛り上がる巨人ベンチを背に厳しい表情の黒田
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セ・リーグ 広島2―3巨人

(8月6日 マツダ)
 首位・広島は投打にふがいなく2位・巨人との直接対決に連敗。今季ワーストの4連敗となり、最大11あったゲーム差は4.5となった。

 初回に2点を先制したものの、黒田がピリッとしなかった。毎回安打を浴びながらも粘りの投球を続けてきた右腕が、1点リードの5回につかまった。先頭の長野に二塁打を許すと1死三塁から坂本に前進守備の遊撃を破られ同点。さらに村田の中堅への大飛球をフェンス際で丸がジャンプし、グラブに当てながらも捕球できず、適時二塁打で勝ち越しを許した。結局、毎回の11安打を浴びて5回3失点と踏ん張れなかった。

 打線も3回に無死満塁で4番・ルナが右邪飛、5番・新井も三ゴロ併殺に倒れると、6回も1死満塁で会沢が遊ゴロ併殺で好機を潰した。結局、巨人の継投策の前に初回の2点のみに終わった。

 広島は今季初の4連敗で2位・巨人とのゲーム差は4.5に。7日も巨人との直接対決が控える。

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2016年8月6日のニュース