日本ハム、ソフトＢのマジック点灯阻止　大谷２ラン２発で首位粉砕

＜ソ・日＞７回１死二塁、中越えにこの日２本目となる２ランを放つ大谷

パ・リーグ 日本ハム８―１ソフトバンク

（8月6日 ヤフオクＤ）
　日本ハムが大谷の２本の２ランなどでソフトバンクに８―１で大勝し、連敗を２でストップ。ソフトバンクの優勝マジック点灯を阻止した。先発の高梨は５回３安打１失点で今季６勝目（２敗）。ソフトバンクは連勝が４で止まった。

　日本ハムは初回、内野安打出塁の西川が敵失、犠打で進塁した２死三塁から中田が中前に適時打を放ち、先制。３回には１３球粘って四球で出塁した中島を一塁に置いて「３番・ＤＨ」出場の大谷が外角直球を左翼スタンドへ１５号２ランしてリードを３点に広げた。

　２点差に詰め寄られて迎えた６回には、２死一、二塁から大野が左中間突破の２点適時二塁打を放ち４点差に広げると、７回には大谷がこの試合２本目となる１６号２ランをバックスクリーン左に叩きこみ、８回にはレアードも左中間スタンドへ２８号ソロを放って大勝した。

　ソフトバンクは０―３で迎えた５回、連続四球と安打で築いた１死満塁の場面で柳田が二塁強襲の内野安打。これで１点を返したが、一気に生還を目論んだ二塁走者が本塁憤死。内川も凡打に倒れ、この回１点を返すにとどまった。先発・千賀は６回で今季自己最多タイの１３三振を奪いながらも６安打３四球で５失点。開幕９連勝を逃し、今季初黒星を喫した。

　▼日本ハム・中田（初回、先制適時打）追い込まれてからはスライダー、フォークは全然頭になかったね。真っすぐ待ち。いい感じに打てたね。