巨人・菅野 左足親指の血マメで交代「前の試合から痛みが」

[ 2016年8月6日 05:30 ]

<広・巨>3回無死、田中に一球投げた菅野は尾花投手コーチ(右)、トレーナーに付き添われベンチに下がる

セ・リーグ 巨人5―4広島

(8月5日 マツダ)
 アクシデントの不本意さはチームの勝利で報われた。エースの巨人・菅野が4回6安打2失点で降板。原因は左足親指爪の中にできた血マメだった。

 「前の試合から痛みがあった。投げているうちに痛くなってきた」。3回、先頭・田中へ初球を投じるとバランスを崩した。一度、ベンチ奥へ下がったが続投。4回はキャッチボールなしでマウンドへ上がり、足の痛みでバランスを崩しながらも投げ続けた。5回の打席で代打を送られ交代するまで、アクシデントの後も32球の熱投。尾花投手コーチは次回登板を「明日、あさってにならないとね」と患部の状態次第とした。

 中7日で2戦続けて首位・広島に挑み白星なしも、チームに気迫は伝わった。「傷なので時間がたてばよくなる。勝ったことが全て。(次回は)チームを助けられるように頑張りたい」と前を向いた。

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