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【神奈川】横浜 大会新14発V 決勝も増田2発、7戦65点

<横浜・慶応>優勝しマウンドで喜ぶ横浜ナイン

第98回全国高校野球選手権神奈川大会決勝 横浜9―3慶応
(7月31日 横浜)
 第98回全国高校野球選手権大会(8月7日から15日間、甲子園)の地方大会は31日、2大会で決勝2試合が行われた。神奈川大会では横浜が慶応を9―3で下し、3年ぶり16度目の出場。増田珠外野手(2年)が2本塁打するなど、大会新記録となるチーム通算14本塁打の猛打で激戦区を制した。大阪大会では履正社の今秋ドラフト候補左腕・寺島成輝投手(3年)が12奪三振の完封で金光大阪を12―0で下し、6年ぶり3度目の出場。全49代表校が出そろい、4日に組み合わせ抽選会が行われる。

 雨上がりの青空に、横浜ナインの雄叫びが響き渡った。3万人の大観衆の前でまたしても強力打線が爆発し、9得点。ドラフト上位候補のエース藤平に注目が集まる中、7試合で計65得点という圧倒的な破壊力で188チームの頂点に立った。

 この日の主役は2年生の3番・増田だ。初回、カーブを左中間席へ先制2ランを放つと、5回は追い込まれながら高めのボール球を振り抜いて左翼ポール際に自身大会3号2ラン。「少しでもチームに貢献しようと、思い切り振った結果。夢のようです」と会心の笑顔がはじけた。

 今年4月、疲労骨折した右手首を手術。「夏に間に合わないんじゃないかと焦った」と言うが、藤平や家族からの励ましのメールで焦る気持ちを抑え、6月に練習再開。なんとか間に合わせた。痛み止めを飲んでの出場もそれを感じさせない豪快さ。視察したDeNAの稲嶺茂夫スカウトも「来年が楽しみ。追いかけたい存在」と評し、早くも来秋ドラフト候補に名乗りを上げた。

 チームとしても負けられない夏だった。昨秋に名将・渡辺元智前監督から平田徹監督にバトンタッチ。優勝候補に挙げられた関東大会では常総学院に初戦敗退。打撃強化への思いを強くした。フリー打撃では全員が木製バットで練習するようになり、指揮官は毎日打撃投手を務めた。「勝ちたい気持ちを捨てて野球をしようと言っていた。ぬかりなくよくやってくれた」と平田監督。胴上げ前の輪の中、公家主将と抱き合うと涙が止まらなかった。新生・横浜を象徴するシーンだった。

 昨夏は決勝で敗れた東海大相模が全国制覇を達成。「大優勝旗を神奈川へもう一度持って帰ってくる」と公家主将は高らかに宣言した。3年ぶりの聖地。横浜が甲子園に帰ってくる。 (松井 いつき)

 ▼DeNA・筒香(09年度卒)おめでとうございます。甲子園は勝つよりも大事なことがある。将来ある選手たちなので、楽しく、恐れずにプレーしてもらいたいと思います。野球人生がそこで終わるわけではないので。

 ▽横浜(神奈川)部活動が盛んで、陸上やバドミントンも強い。

[ 2016年8月1日 05:30 ]

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