阪神・福留、13年ぶり2度目のサイクル安打達成も「たまたまです」

[ 2016年7月30日 20:46 ]

6回裏2死満塁、阪神・福留は左線適時二塁打を放ちサイクル安打とし、花束を高々と掲げる

セ・リーグ 阪神―中日

(7月30日 甲子園)
 阪神の福留孝介内野手(39)が30日、甲子園球場で行われた中日17回戦で自身13年ぶり2度目、史上69回目となるサイクル安打を達成した。

 福留は「4番・右翼手」で先発出場。2回の先頭打者として回って来た第1打席で中日先発・吉見が投じた1ボールからの2球目スライダーを叩いて右翼スタンドへ5号先制ソロを放つと、4回の第2打席では再び先頭打者として打席に入り、1ボールからの2球目を中前へシングルヒット。

 5回、1死二塁で入った第3打席ではカウント2ボール2ストライクからの5球目を右翼線三塁打して記録達成にリーチをかけると、6回、2死満塁で回ってきた第4打席では2番手・山井から1ボールからの2球目を叩いて走者一掃となる左越え二塁打を放ち、偉業を達成した。

 福留は中日時代の2003年6月8日に行われた広島戦(ナゴヤD)でサイクル安打を達成しており、13年ぶり2度目の大記録達成となった。

 ▼福留「(サイクル安打となった二塁打に)打ったのはカーブ。追加点を取ることしか考えていなかったです。。捕られるかどうかという打球でしたけれども、なんとか抜けてくれてよかったです。(サイクル安打に)たまたまです。二塁ベース上とライトの守備に就く時に、ファンの皆さんからの声援がすごくて、ありがたかったです」

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2016年7月30日のニュース