オリックス 痛恨の逆転負けで最下位脱出ならず 福良監督「きょうはあの1球」

[ 2016年7月30日 17:45 ]

8回2死、同点のソロ本塁打を放った西武・山川(右)が佐藤外野守備走塁コーチとタッチして笑顔をみせる

 勝てば最下位脱出だったオリックスが、痛恨の逆転負けで脱出はならなかった。2―1と1点リードの8回、2死までこぎつけながら、吉田一が山川に同点ソロ。さらに一、二塁とされると、栗山に勝ち越し適時打を浴びて、押し切られた。

 福良監督は試合後、「きょうはあの1球」と、山川の同点弾を振り返った。吉田一はフォークで2球連続空振りを奪い、2ストライクと追い込みながら、3球目の直球がストライクゾーンに入り被弾。同監督は「バッテリーの若さ。必要だったのか、あの球は。ピッチャーからすれば、外せ(のサイン)で何でストライクを投げたのか。両方ですね」と、吉田一―若月バッテリーの不用心さを嘆いた。

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2016年7月30日のニュース