西岡の感謝コメントにファン感動 Facebookに激励殺到

[ 2016年7月25日 23:06 ]

20日の巨人戦で左アキレス腱を断裂した西岡

 20日の巨人戦で左アキレス腱を断裂した阪神の西岡剛内野手(31)が25日、自身のFacebookを更新。26日に手術を受けることを伝え、ファンや球団関係者への感謝をつづった。

 巨人戦の2回2死三塁の場面で長打性の左前打を放ち、全力疾走で一塁ベースを回る直前、左足に異変が生じてもんどり打って倒れた西岡。「ベース手前でアキレス腱がブチって切れたのがわかりました。『俺の野球人生はこれで終わった』と頭の中でグルグルしていました」と故障当時の思いを振り返った。

 自然治療か手術かの選択肢がある中で、当初は「終わったんだから手術する必要ない」とまで考えていたという。それでも球団関係者から「手術して来年頑張れ!とか、来年の春のキャンプのリレーには間に合うやろ?」など声をかけられ、「チームも今こんな状況で僕のメンタルまで心配かけて申し訳ない気持ちでいっぱいでした」と反省。「怪我してチームに貢献することはできないけど、今自分が出来ることは、まず手術受けることやと思って手術受けることにしました。球団関係者のみなさんに感謝です」と手術を選んだ経緯を明かした。

 さらにファンへは「3年連続離脱してほんとに申し訳ありません!」と謝罪。「それなのに励ましのコメントばっかりで、コメントを見るのが辛かったです!僕らは夢や希望を与えれる職業だと思っていましたが、間違っていました。僕たちは、いろんなファンの方から勇気や希望をたくさん貰える職業なんだと気づかされました。手術を受ける決断を下したのもファンのコメント読んでです!ほんまにファンの力、人の目に見えない力って凄いなって思わさせられました。自分1人の人生ならとっくに辞めていたでしょう」と励ましの大きさを改めて実感していた。

 投稿から3時間弱で「いいね!」は約1・3万、シェア1500件近く、コメントも2000件近くに達し、「西岡選手の色々な想いがたくさん伝わってきて、不覚にもまた涙してしまいました」「感動をくれる貴方も大好きですよ」「また西岡のプレー絶対見たいって思いました」と西岡のコメントに感動したとする声が続々寄せられていた。

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2016年7月25日のニュース