【鹿児島】壮絶決勝 鹿実VS樟南 延長15回引き分け再試合

[ 2016年7月25日 05:30 ]

<樟南・鹿児島実>延長15回2死一、二塁、樟南・宮下剛の左前打で二走の吉内(7)がホームを突くがアウトになり再試合に

第98回全国高校野球選手権鹿児島大会決勝 鹿児島実1―1樟南

(7月24日 鹿児島県立鴨池)
 ともに19度目の夏の甲子園を懸けた鹿児島実と樟南の決勝は4時間の激闘の末、1―1で引き分け再試合となった。地方大会決勝の再試合は13年広島大会の瀬戸内―広島新庄戦以来で8度目。26日に仕切り直す。

 初回、樟南が相手のミスに乗じて先制し、鹿児島実は4回に綿屋主将の適時打で追い付いた。延長15回、樟南最後の攻撃は2死一、二塁から代打・宮下剛が左前打。二塁走者が本塁憤死しゲームセットが告げられた。

 鹿児島実は谷村が15回を完投。樟南は準決勝の川内戦で延長13回192球を投げ抜いた浜屋が6回から救援して、最後まで踏ん張った。綿屋は「気持ちで負けず、最後は皆で笑いたい」と汗を拭い、樟南の前川主将は「次は攻めて投手を援護したい」と決意を語っていた。

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2016年7月25日のニュース