東京ガス 35年ぶり4強進出 前日サヨナラ打の山内主将が逆転弾

[ 2016年7月25日 05:30 ]

<日本新薬・東京ガス>8回2死一塁、逆転2ランを放ち雄叫びを上げる東京ガス・山内

第87回都市対抗野球第10日準々決勝 東京ガス4―3日本新薬

(7月24日 東京ドーム)
 東京ガスは81年以来35年ぶりの4強進出を劇的に決めた。1点を追う8回に2死一塁から山内が逆転2ランを左翼席に叩き込んだ。

 「入ってくれと叫んだので、その声に(打球が)乗ってくれました」。前日の三菱重工名古屋戦で延長11回にサヨナラ安打を放った主将が連夜の殊勲打。「みんながつないでくれたおかげ」と仲間に感謝した。1点差の9回はエース山岡が志願の登板。2死一、三塁のピンチを背負ったが、最後の打者をスライダーで空振り三振に仕留め、試合を締めた。準決勝は日立製作所との関東対決。菊池壮光監督は「向こうは重量打線でこちらはピストル。コツコツやる」と初の決勝進出に意欲を見せた。

 ▼日本新薬・黒川(2安打3打点)2試合目まで安打が出ていなかったので自分のスイングをしようと思った。序盤に点が取れていれば投手が楽になったと思う。

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2016年7月25日のニュース