【長崎】長崎商、29年ぶり夢舞台 エース本田が完封 全5試合投げ切る

[ 2016年7月24日 15:25 ]

第98回全国高校野球選手権長崎大会決勝 長崎商1―0大村工

(7月24日 県野球場)
 第98回全国高校野球選手権長崎大会決勝は24日、長崎県営野球場で行われ、長崎商が大村工を1-0で下し、29年ぶり7度目となる夏の甲子園切符を手にした。

 ここまで4試合すべて1桁安打の打線ながら、好機を確実にものにして決勝まで駆け上がった長崎商。この日もワンチャンスを逃さなかった。2回、敵失などに乗じて2死一、三塁とすると、準決勝までの打率が1割の9番・井上が左前に弾き返して先制した。

 この1点をエース・本田が守りきった。ストライク先行のテンポ良い投球で、強打の大村工打線をほんろう。8回1死一、三塁の場面でも内角を突く強気の投球を貫いて無失点に切り抜けると、最後も気迫の投球。初戦の2回戦から全5試合、1人でマウンドを守りきった。

 大村工は再三好機を作るがあと1本が出ず。春夏通じて初となる甲子園行きはならなかった。

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2016年7月24日のニュース