【千葉】木更津総合エース・早川10K今大会初完封「冷静にやれた」

[ 2016年7月24日 05:30 ]

<東海大市原望洋・木更津総合>10奪三振で完封し、雄叫びをあげる木更津総合のエース早川

第98回全国高校野球選手権千葉大会準々決勝 木更津総合1―0東海大市原望洋

(7月23日 QVCマリン)
 木更津総合のエース左腕・早川が今大会初完封。4試合38得点の強打を誇った東海大市原望洋から10三振を奪う快投で「向こうはずっとコールド勝ち。先制して後半までいけば自分たちの方が強いと思っていた。冷静にやれた」と胸を張った。

 先発に左打者が5人並んだ相手打線に縦のスライダーが効いた。「左打者はほとんど見えていなかった」と8三振を奪った。最速は141キロ。その直球を内角に投げ込み、2度の送りバントを失敗させて「昨夜、(捕手の)大沢が“俺が打たせない配球をする。そこに投げてくれ”と言ってくれた。ミット目掛けて投げるだけだった」と女房役に感謝した。

 今春のセンバツでベスト8に導いた今秋ドラフト候補。2季連続で3年ぶりの夏の甲子園へあと2勝とし「一戦一戦、集中していく」と力強く話した。

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2016年7月24日のニュース