マエケン プロ初の代打出場 日本投手では09年憲伸以来

[ 2016年7月23日 05:30 ]

ナショナルズ戦の9回、代打で空振り三振に倒れたドジャースの前田(AP)

ナ・リーグ ドジャース6―3ナショナルズ

(7月21日 ワシントン)
 ドジャースの前田が日米通じてプロ初の代打出場した。

 6―3の9回1死から投手・リバレトーレの打順でデーブ・ロバーツ監督が「接戦ではないので野手を休ませたい」と起用。1ストライクから2球目の97マイル(約156キロ)直球をフルスイングで空振り、3球目は90マイル(約145キロ)のカットボールをファウルしたが、最後は外角高め98マイル(約158キロ)直球にバットが空を切った。

 6日のオリオールズ戦では代走で出場。その際に「本当なら打席に立ちたかった」と熱望していた。「前の回くらいに言われて準備していた」というが、「98マイルは速かった。そんなに簡単に打てるものなら投手をやめますよ」と苦笑いを浮かべていた。日本投手では09年のブレーブス・川上以来2人目の代打出場だったが、デビュー戦で本塁打を放った打棒は披露できなかった。

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2016年7月23日のニュース