【大阪】明星 4回戦進出 高齢OB願いは“死ぬまでに甲子園へ”

[ 2016年7月21日 21:27 ]

3安打完封の明星・加賀谷

第98回全国高校野球選手権大阪大会3回戦 明星3―0富田林

(7月21日 舞洲)
 かつての私学7強で、古豪復活を目指す大阪・明星が富田林との接戦を制し、4回戦進出を決めた。

 勝利の立役者は背番号5の右腕・加賀谷昴樹内野手(2年)だった。ストレートは130キロ前後ながら低めを丁寧につく投球で9回を投げ3安打10奪三振。自身、公式戦初完封を飾った。「まずはベスト8です」。試合後は余韻にひたることなく、今後の戦いを見据えた。

 打線は富田林守備陣の再三にわたる好守に苦しめられたが、0―0の8回1死一、三塁から、吉住健太捕手(2年)の左前適時打で先制。その後も押し出し死球、内野安打などで一挙3点を奪った。

 就任21年目を迎えた吉村卓也監督(44)は「グラウンドに足を運んでくださる高齢のOBからも“死ぬまでに甲子園へ”と言ってもらっている。期待に応えたい」と語った。抽選の結果、4回戦は24日(舞洲・13時20分~)で、東住吉・浪速の勝者と決まった。

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2016年7月21日のニュース