大谷 打者で球宴出場も マメは打撃に影響なし 栗山監督「ゼロではない」

[ 2016年7月12日 08:54 ]

<オ・日>前日につぶした中指のマメにばんそうこうを巻いて軽めの調整をする大谷

 10日のロッテ戦(札幌ドーム)で右手中指のマメをつぶし緊急降板した日本ハム・大谷翔平投手(22)が、15、16日のオールスター戦(ヤフオクドーム、横浜)で打者として出場する可能性が11日、浮上した。

 登板から一夜明けたこの日は、コンディショニング調整に専念。栗山監督は「投手で選ばれているわけだから(投手で)出る努力をする」と前置きした上で「(打者出場の)選択肢はゼロではない」と示唆した。

 球宴はファン投票で選ばれた野手は2試合出場しなければならないが、投手は明確な規定がない。大谷が登板できない場合に備えて、NPB関係者は「対応を検討中。12日までに結論を出す」とした。日本ハム側はあくまでも投手出場に最善を尽くすが、患部は打撃面に影響はなく、12日のオリックス戦(京セラドーム)には打者として出場する予定。規定打席には足りないが、ここまで打率・341、10本塁打と、「打者」としても球宴出場に値する成績を残している。二刀流・大谷ならではの球宴出場を探る構えだ。

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2016年7月12日のニュース