侍J大学代表 開幕投手は桜美林大・佐々木「勢いつける」

[ 2016年7月12日 05:30 ]

前日練習でブルペンで投げ込む大学日本代表・佐々木

 日米大学野球選手権は12日、ハードオフ新潟で開幕する。大会連覇を狙う侍ジャパン大学日本代表は11日、約3時間の最終調整を行い、横井人輝監督、主将の明大・柳裕也投手、開幕投手を務める桜美林大・佐々木千隼投手(ともに4年)が公式会見に臨んだ。

 今秋ドラフト1位候補に挙がる佐々木は、開幕戦を前にしても落ち着いていた。ブルペンで全球種を交えて37球を投げ、「甘い球は簡単に持っていかれてしまうが、低めに決まればスライダーやシンカー、フォークは有効。甘い球をなくして、低めを意識したい」。直前合宿の7日に横井監督から開幕投手に指名された最速151キロのスリークオーターは、米国を封じる青写真を描いた。

 都日野2年時に東京都高校選抜の一員として米国遠征を経験。主に外野手として出場し、MLBアーバンユースアカデミーと4試合を戦って2勝2敗のタイだった。あれから5年、今度は日の丸を背負いマウンドに立つ。「日本代表として米国代表と戦えることを楽しみながら、チームを勢いづけるような投球ができれば」と必勝を期した。

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2016年7月12日のニュース